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市立病院建替えに向け市民的な議論始まる-第一回・市立病院整備検討審議会


1月17日、第1回蕨市立病院整備検討審議会が開催されました。同審議会は、市議会議員(日本共産党市議団からは鈴木さとし議員)、学識経験者、公共的団体等の推薦する者、公募による市民の計14名で構成され、諮問された市立病院の1移転建替え方針案について、2基本構想基本計画についての2件を審議していきます。

審議会でのあいさつで市長は、市立病院の立替えが「蕨市にとって大きな事業」とのべ、その上で、安心して住み続けられるまちづくりや選ばれるまちであるために、災害などから市民の命を守るために重要な事業と強調。財政健全化の取り組みも紹介し、しっかり取り組んでいくと述べました。

審議では、はじめに事務局が移転建替え方針案について説明。◆現地での建て替えでは、診療の縮小・一部停止などの影響が避けられず、市民への医療提供や病院経営への影響が重大。◆移転の場合、〇錦町スポーツ広場は利用者が多く閉鎖は難しいことに加え接道環境など安全面で課題、〇蕨駅西口再開発跡地は細長い敷地のため十分な医療提供エリアを確保できない、〇西公民館・松原会館を市民から寄付された土地に移転し跡地に建設する案は、地形も接道も問題はない、などの内容が示されました。
その後、財政的な見通し、適地を一か所とする建替え方針や広報の妥当性、市立病院の適正規模や役割などの質問の他、現時点では提案された内容が最も適切、入院患者の転院などの課題を考えると移転場所が示されたことを歓迎、などの発言もあり、第一回目から活発な議論となりました。

市民向け説明会も

市民説明会は、この後、中央公民館、東公民館に続き、2月6日(火)午後7時から西公民館で開催されます。