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市立病院移転建替え方針・??市長が経緯と内容を語る-説明会を各公民館で開催

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市立病院移転に関する説明会が市内5か所の公民館で開催されています。

 1月21日の中央公民館での説明会には32人、25日の東公民館の説明会には35人が参加しました。この後は2月6日(火)西公民館、8日(木)南公民館、13日(火)北町公民館、それぞれ19時から開催。だれでも参加できます。

 説明会で??市長は、昨年11月に示した移転建替えの方針案を紹介。決定には市民の理解を深めることが大切と述べ、忌憚のない発言を呼びかけました(写真)。

 続けて市長は、移転建替え方針案の説明に入り、最初に市立病院の果たしている役割を説明。130床を有する中核的病院で市内で唯一の救急医療を担う急性期病院であり、産科を担う病院でもあること、蕨市・戸田市の医療圏では戸田中央病院に次いで救急受け入れが多く、小児救急では最も多くの受け入れを担っていること、コロナ禍では積極的に患者を受け入れ大きな役割を果たしたことなどを紹介しました。

 この間の検討と報告書の内容では、概ね以下の点が示されました。◇現在の建物の耐震化での対応は困難であり、昨年1月に建替えによる対応方針を示した◇現地での建替えは技術的には可能だが、診療の縮小・一部停止などの影響があり医療提供や病院経営への影響は重大◇市所有地への移転を検討したが、どこも課題が多い◇市民から錦町の土地の寄付を受けたことで、西公民館・松原会館を移転し、跡地を含む土地に市立病院を移転建替える案が検討された。

 今後の進め方について、審議会で審議中の移転建替え方針案については3月中に、基本構想基本計画は2024年度末に決定、25年度の基本設計、26年度の基本計画を経て、27年度・、28年度の工事で竣工を迎えたいと考えていることが示されました。
 その後、市長は、市立病院の建て替えが、市民の命や健康、安全にとっても、選ばれるまちとなるうえでも重要であると強調。この間の財政健全化の成果も示し、全力ですすめていく考えを示しました。

 その後、質疑応答では、どの会場でも率直な質問や意見が交わされていました。 その内容については、次週以降の民主わらびで紹介します。