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2006年6月議会一般質問

学校の耐震化、小児救急医療の充実を求める
市会議員 やまわき紀子

◆学校施設の耐震化の推進

【質】蕨市の学校施設の耐震化状況は県内でも非常に低いとの報道がされたが、耐震化率や耐震診断率はどうか。また、耐震化優先度調査の実施状況はどうか。  
【答】耐震化率は26.5%。耐震診断率は36.0%、平成18年の耐震化優先度調査が終われば100%になる。
平成17年度の耐震化優先度調査結果は、校舎7棟は最も優先すべきランク1。体育館は北小、一中がランク4、東中はランク3の判定。
【質】大地震の際、児童生徒の安全と市民の避難場所確保のために、小中学校施設の耐震診断と耐震補強計画を早期に公表し、推進していくべきと考える。 
【答】優先度の高い昭和46年以前の建物を第一期、昭和47年から56年の建物を第二期に分け、耐震診断を実施し、耐震化を図っていく。計画はHP等で公表する予定。

◆小児救急医療の充実を

【質】戸田市では平日深夜から翌朝にかけて小児の一次救急体制を整備したと聞いているが、当市でも一次救急でも対応できる体制を整備する考えはないか。
【答】二次救急として戸田中央総合病院と蕨市立病院の小児科が対応している。
HPや講座等で情報提供を行うなどの充実を図る。

◆ 精神保健福祉の向上を  

【質】福祉タクシー券(ガソリン券)を身体・知的障害者と同様に発行する考えはないか。
【答】研究していきたい。
【質】精神保健福祉手帳の交付申請の際の診断書料を身体障害者(5000円助成)と同様に助成する考えはないか。
【答】今年度から障害者手当を支給したので、新たな助成は考えてない。

◆ 子育てつどいの広場の設置を

【質】次世代育成支援行動計画には「つどいの広場」の設置が目標にあげられているが、一中校区内への設置について、どのような検討が進められているか。
【答】計画期間中に実施できるよう検討していきたい。

◆ ファミリー菜園の拡充を

【質】高齢者から若者まで多くの市民に親しまれているファミリー菜園を、より多くの人が利用できるよう区画を増やしていく考えはないか。
【答】空閑地信託条例に基づく菜園もあるので、土地所有者から申し出があり、菜園として適地であれば整備していきたい。
【質】名義貸しなどの不正利用についてはどう把握され、対策をとっているか。
【答】同一者が複数区画を利用しているようであればできる限り調査し、対応して