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川口市しらゆりの家を視察

しらゆりの家の居室
しらゆりの家の居室
現在、蕨市内には障害者のショートステイがありません。ショートステイの設置を求める声が大きくなっているため、5月27日(水)に、川口市立しらゆりの家を視察してきました。
しらゆりの家では、障害者一時入所施設が定員6名で運営されています。利用対象者は川口市内在住の15歳以上の者で、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者手帳の交付を受けている方です。年間40日以内の利用が可能で、24時間、365日開設しており、緊急避難のために常に1床はあけて備えているということでした。運営は、社会福祉事業団が指定管理者として委託をうけ、職員体制は、所長1名、介護士14名、看護士2名で、夜間は介護士2名で対応しているということでした。また、障害の程度によって断ることはしないで、他の利用者と調整をして受け入れているということでした。利用状況は、昨年度は88名304件で1日平均3人弱の利用です。夏休みや盆、正月は満床になるそうです。
また、障害者地域支援センターも併設されており、相談支援事業及び、居住サポート事業も委託されていました。障害者の方が住宅に困っているという相談を受け、それに対処してくれるというのは大変ありがたい事業であると思いました。
 蕨市内でも障害者のショートステイの設置が待たれていますが、職員体制やベッド数などいろいろな課題はありますが、大変参考になった視察でした。