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千代田区環境モデル都市行動計画を視察

千代田区議会の議場にて
千代田区議会の議場にて
 県南都市問題協議会の環境問題研究部会では1月9日(火)、千代田区役所にうかがい、昨年1月に環境モデル都市として認定をうけ「環境モデル都市行動計画」を策定した取り組みを視察しました。
 
千代田区は夜間人口4万5千人に対して85万人の昼間人口がいて、高度な業務機能が集積し、活発な事業活動・都市整備が行われている政治・経済の中心都市です。CO2排出量の増大・多大なるエネルギーを使用していることから積極的な地球温暖化対策を行う事が都心千代田の使命であるとの考えから積極的に地球温暖化対策に取り組まれてきました。温室効果ガス排出量の大幅削減等により低炭素社会への転換を進め、国際社会を先導していく自治体として国から「環境モデル都市」に認定されました。その施策には様々あり、中小規模の建築の新築や増改築に際し、県境計画書を求め建物のエネルギー対策を求める「建築物環境計画書制度」の導入や、地域を指定して協議会を設立し省エネ診断・改修・効果の共有をはかる「グリーンストック作戦」。供給エリアでの地域冷暖房はすでに11箇所で行われていました。公用車(電気自動車)のカーシェアリングやサイクルポートと自転車専用道の設置は実証実験中であるとのことで、実現が期待されます。
とにかく、環境安全部環境・温暖化対策課長から説明をうけましたが、やる気と温暖化対策に取り組む熱意が感じられました。
 
地元に帰り、部会で意見交換会が開かれ、主に戸田市の太陽光発電等補助や、環境配慮型システム等設置補助制度の紹介、リサイクルフラワーセンターの取り組みなど環境問題について4市の議員で意見交換が行われました。