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教育まちづくり常任委員会視察報告

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 11月4・5日に、教育まちづくり常任委員会では大阪府高槻市と京都府八幡市を訪問し、行政視察を行いました。
 大阪府高槻市は面積105平方qに人口35万人で大阪と京都のほぼ中間に位置する市です。中心市街地は、JRと阪急の両駅を中心とした商店街や公共施設や高度医療機関の存在、さらに住居系マンションの建設が進むなど恵まれた立地環境にあり、これまで賑わいが維持されてきていました。しかしJR駅北東地区の9・7haの工場跡地の再開発をすすめるにあたり中心市街地活性化基本計画の認定を受けることが条件となり、二つの駅とその周辺商業集積などを含む約150haを中心市街地区域と認定し取り組みを進められてきました(写真)。市の主導のもと第三セクターのビル管理会社をまちづくり会社に改め、まちづくり事業推進、駐輪場、各種イベント(食祭やJAZZ)の企画調整および開催が行われるようになりました。
 京都府八幡市は面積24平方qに人口7万人の山間の市で児童数が減少し、小規模校化が進行する一方で、大規模校化が見込まれるなど学校の再編整備を進めることとなりました。市民委員会や地域協議会、子ども会議などの提言を踏まえ、学校改革懇話会の答申に沿って1学年3学級にする学校再編整備計画が作られました。2006年からの5ヵ年で11小学校を8小学校に再編、同時に校舎体育館の耐震補強工事、特別教室冷房化工事、校舎造築工事を進められました。市民の合意をどのように得たのかに関心がありましたが、教育委員会の担当が替わっていたりとあまり情報はありませんでした。