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2010年12月議会一般質問

こどもの予防接種助成や特別支援学級について一般質問
 市会議員 やまわき紀子

◆こどもの予防接種について
【質】子宮頸ガンワクチン接種費用を助成する自治体が増えてきているが、蕨市では接種費用の助成を行う考えはないか。また、乳幼児に対するヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンの有効性と接種費用の助成についてはどう考えるか。
【答】子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時基金を設置し、市町村の事業に対し、助成することになっており、その動向を調査し、今後詳細が明らかにされたのちに検討してまいりたい。
【市長】国の助成内容は平成23年度末までという課題があり悩んでいる。平成23年度からどんな水準になるかは別として、前向きに検討したい。
【質】日本脳炎の新型ワクチンの接種機会を逃した児童(7歳半以上)への積極的勧奨についての広報はどうなっているか。
【答】平成22年8月に勧奨差し控えによって接種機会を逃し、接種未完了の子の救済措置として接種ができるようになりましたが、ワクチンの供給状況等に対する懸念があり、掲載を差し控えている状況である。

◆特別支援学級の増設を
【質】塚越地域への特別支援学級の設置に対する見解はどうか。
【答】今後3年間に特別支援学級に就学する可能性のある児童生徒の人数が設置基準を超えてふえるような傾向はない。新たに特別支援学級を設置することについては考えていませんげ、今後におきましても児童生徒の在籍状況や新1年生の就学状況等を注意見守っていきたい。
【質】南小学校の特別支援学級については十分な人員配置が求められているが考えはどうか。
【答】来年度も今年度同様、支援員を1名加配するとともに、県に対しても教員の加配申請を行い、さらなる指導の充実を図れるよう努めて参ります。

◆学校体育館の整備改修について
【質】児童や地域住民が多く利用する学校体育館のトイレや屋内の整備改修が求められているが、耐震化工事とあわせた今後の整備改修の計画はどうか。
【答】耐震工事に併せてトイレ等の改修工事を計画的に行う必要はあると認識している。多額の費用を要することから、今後も関係部局と協議を重ね、適切な施設改修の実施にむけて研究していく。

◆こどもをめぐる事件情報の伝達について
【質】2学期に入り子どもをめぐる不審者情報や事件・事故の件数はどのように把握されているか。また、学校や地域ではどのような情報収集や発生情報の広報が行われているか。
【答】不審者被害は2件交通事故は小学生3件、中学生1件が報告されている。不審者情報がもたらされた場合、必要に応じ、関係する学校を優先に、情報を提供し、学校から保護者等に情報提供を行っている。
【質】できるだけ早く地域や子どものいる家庭へ不審者情報など伝わるシステムは考えられないか。
【答】携帯電話等を利用した無料の配信サービスを利用している学校が2校ある。メールアドレスの公開や携帯電話を利用していない保護者もあることから、全員を対象とする情報提供では、現行どおり文書や電話での連絡が不可欠であり、メール等の活用はあくまでも補助的な役割と考えている。メール等での情報発信を全ての学校に一律に導入することについては、まだ課題が多いと考える。