index
2012年6月議会一般質問

子どもの貧困が広がる中、就学援助制度の拡充を
  市会議員 やまわき紀子

【山脇】この5年間の就学援助制度の申請状況はどうか。
【教育長】平成23年度は499人が申請し、433人が認定。若干であるが増加傾向にある。
【山脇】2005年度から就学援助法施行令の「民生委員の助言を求めることができる」という文言が削除された。蕨市でも民生委員の調査は削除してもよいと考えるがどうか。
【教育長】近隣市では調査をなくしているので、検討していきたい。
【山脇】2010年度から新たにクラブ活動費、生徒会費、PTA会費の3項目が国の支給内容に追加された。蕨市でも準要保護世帯においても新しく3項目を支給内容に追加してほしいと思うがどうか。
【教育長】国庫補助対象でないため、拡大には財政上大きな予算措置を伴うので、近隣市の状況等をよく踏まえた上で今後研究していく。

◆脱原発と自然エネルギーへの転換
【山脇】「脱原発をめざす首長会議」へ参加するとの英断をした市長の考えはどうか。
【市長】住民の生命・財産を守る首長の責務として、脱原発社会を早期に目指していくべきとの思いにいたった。誰もが蕨をわが町と実感できるそんな日本一のふるさとづくりをすすめていきたいとの思いで日々市政運営にあたっている。そういう立場の市長として原発事故の影響は深刻なものであり、また呼びかけ人の勇気に市長として答えていくべきとの思いをもって参加した。
【山脇】地球温暖化対策設備等設置費補助制度が6月4日から開始されたが、申し込み状況はどうか。
【市民生活部長】19日現在で太陽光発電システム8件、太陽熱温水器1件、家庭用燃料電池装置13件の計22件で順調な滑り出しである。

◆保育園の待機児童対策
【山脇】市長報告において新たな認可保育園の建設が表明されたが、開設までの具体的なスケジュールや、内容はどうか。
【健康福祉部長】平成25年4月の開設を予定。錦町1丁目17番地内、敷地面積1865u、建築面積822u。定員は0歳児9人、1・2歳児18人ずつ、3・4・5歳児20人ずつの計105人を予定。

◆ほかに「不登校の状況と中学校の部活動について」質問。