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2017年9月一般質問(野良猫ふやさないとりくみ、特別支援教育、平和行政)

◆野良猫をふやさない取り組みへ補助金の創設を求める
【山脇】飼い主のいない猫についての相談や苦情はどうか。
飼い主のいない猫の不妊・去勢手術推進事業補助金制度の創設を検討すべきと考えるがどうか。
【市民生活部長】昨年度は野良猫へのエサやり、糞尿による悪臭について7件の苦情があった。埼玉県では今年度より個人が行う飼い主のいない猫への不妊・去勢手術に対する費用の助成事業等を実施。この県の制度を利用し、市として補助金制度を創設するには課題はあるが検討していく必要がある。
【市長】課題の解決をはかりながら検討していく。県の補助であるが市の予算措置が必要となる。大変有意義な制度であると考えている。

◆特別支援教育の推進を
【山脇】小・中学校の特別支援学級の増設の状況と今後の見通しはどうか
【教育長】今年度、東小、西省に特別支援学級を新設。次年度は東中に新設する方向で準備進めている。
【山脇】中学校への発達障害・情緒障害通級指導教室の設置については検討できないか。
【教育長】中学校で特別な支援が必要な生徒は29人。さわやか相談員が特別支援教育コーディネーターやスクールカウンセラーと協力して生徒を支援している。通級指導教室の設置は考えていないが、指導の状況把握に努める。
【山脇】特別支援学校の戸田市内への新設の検討はどのように進められているのか。市民への利便性はどうか。
【教育長】県は知的障害特別支援学校の児童生徒数の増加による県南部地域の教室不足をカバーするため戸田市にある県立戸田翔陽高校の敷地内に、高等特別支援学校普通科を平成33年4月の開校を目指している。

◆平和行政の推進を
【山脇】北朝鮮による核・ミサイルに対して、市民の安全を守る立場から市長の見解はどうか。
【総務部長】市民の平和への思いをふみにじり、市民の生命、財産を脅かす行為として、断じて許しがたく、到底容認できないとの立場から抗議文を送り、強く抗議した。
【山脇】核兵器禁止条約の採択を受けて、平和都市宣言を行っている市としての見解はどうか。
【総務部長】核兵器のない社会の実現を願う人々の訴えが多くの国々に通じた結果であり、核廃絶へと向かう大きな一歩いつながるものと認識している。一方で、唯一の被爆国である我が国が核保有国とともにこの条約に参加しないこと表明していることは非常に残念である。
【山脇】小学校での戦争体験者による語り部の活動はどのように取り組まれているか。
【教育長】今年度も5校で蕨内在住の戦争体験者をゲストティーチャーとして招き、戦争体験の講話等をしていただく予定。全校でのとりくみとなるよう働きかけていく。
【山脇】2016年度より行われている戦争体験者の「語り」の映像収集はとても良い取り組みだと考えるが、状況はどうか。
【教育長】戦争体験者の語りやしないで開催される平和事業の映像収集を開始した。現在、蕨市が政策した「平和特集 戦争を語る」他DVD10点を収集しており、引き続き学校などの平和学習の教材としても活用できるよう引き続き映像の収集に努める。

◆他に「待機児童ゼロを目指すとりくみを」質問しました。