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2018年3月議会一般質問(保育行政・福祉入浴券の拡大・野良猫への不妊去勢手術・自転車の安全利用)

◆「子育てするならわらび」いっそうの推進を求める

【山脇】保育園・小規模保育園の新規入園希望数と継続希望数の推移はどうか。不承諾者数は年齢別でどのようか。
【健康福祉部長】2018年度の新規入園希望者450人、継続983人の合計1433人。17年度計1272人、16年度計1134人。不承諾者は18年度は0歳19人、1歳48人、2歳23人、3歳29人、4歳1人の計120人。昨年度より44人増。
【山脇】3歳児で小規模保育園から認可保育園へと移行した人数と移行できなかった人数はどのようか。移行に当たっての保育の優先順位は、どのような取り扱いになっているか。
【部長】認可保育園に転園を希望し、可能だった人24人、転園できなかった人19人。転園にあたっては20点の大幅な加点を行い、転園の順位が高まるよう配慮した。
【山脇】離婚協議中のひとり親家庭への対応について、保育園申し込み状況や、保育料算定はどのように行われているか。
【部長】離婚にむけての調停がおこなわれている場合には、離婚調停書の写しの提出によって、ひとり親と同様の取り扱いを行っている。
【山脇】待機児童ゼロに向けた取り組みはどうか。
【部長】18年4月に小規模保育園が3園開設し53人分の受け皿をふやしたが、それ以上の利用希望者が増加した。今後も認可保育園や小規模保育園の整備を進める必要がある。待機児童ゼロを目指していく。
【市長】受け皿整備については積極的に進めていきたい。待機となった方には丁寧な対応をしていきたい。臨時保育士の確保ができれば年度途中でも定員拡大に引き続き取り組んでいきたい。

◆福祉入浴券の利用拡大へ

【山脇】歩いていける距離に浴場がほしいという声が多くなっている。福祉入浴券を利用できる浴場を増やしてほしいと思うが、その後の検討状況はどうか。
【部長】戸田中町にある「一の湯」からは今後、戸田市と利用料金等の見直しを協議する予定なので、その後に蕨市からの申し出については検討したいとのこと。

◆飼い主のいない猫への不妊・去勢手術費補助金の交付実施にむけた広報・周知を

【山脇】新年度から実施される同補助金の実施内容と手続きはどのようか。
【市民生活部長】補助金の交付を受けようとするものが対象となる猫の調査票を兼ねた補助金交付申請書を事前に市に提出し、交付決定を受けたのち、自身の敷地内等において猫を捕獲し、動物病院において、不妊・去勢手術及び耳先カット手術をうけさせるもので、当該手術が完了した後、補助金交付請求書を提出し、補助金の交付(1頭5千円)を受けることとなります。
【山脇】市民個人で野良猫を捕獲するのは大変だと思うが、動物愛護推進員の協力や、TNR活動(捕獲して、不妊手術とさくら耳カット、元の場所に戻す)のセミナーなどを開催してはどうか。
【部長】TNR活動の実践方法については、動物愛護推進員をはじめ動物支援センターや近隣市などの協力を得ながら研究していきたい。
【山脇】同補助金制度の実施をチャンスととらえ、TNR活動をきちんと広報・周知してほしいと思うがどうか。
【部長】TNR活動は有効な活動である。補助金制度とともに積極的に周知を図る。

◆自転車の安全利用と自転車保険の加入促進を

【山脇】小中学校において、自転車の安全利用や自転車保険への加入の促進については児童・生徒や家庭にどのような指導を行っているか。
【市民生活部長】小学3年生に自転車の交通安全教室を、4年生に自転車運転免許講座を実施。中学校においては3年に1度スケアード・ストレイト交通安全教室を実施。
【教育部長】18年度当初保護者会において教育委員会から保護者向けの依頼文書を配布し、自転車損害保険の説明を行う。今後も加入促進に取り組んでいく。
【山脇】自転車に乗る人の責任として自転車保険の加入促進が求められるが、どのような広報・周知を行っていく考えか。
【市民生活部長】自転車損害保険等への加入が義務化されることについて、周知をすすめていきたい。