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2018年9月議会一般質問(コミバス、防災無線、保育行政や平和行政の推進)

◆コミュニティバスのルート拡充にむけて
山脇 コミュニティバスのルート拡充にむけた検討状況やスケジュールはどうか。市民へ広報できる時期はいつ頃になるか。
市民生活部長 逆回りルートの導入をはじめ、様々なご要望やアンケート結果等をもとに検討中。運行事業者や警察等の関係機関と協議を重ねている。現段階では示すのは難しい状況。協議の進捗状況をみながら時期を見定めていきたい。

山脇 コミュニティバスのバス停の段差解消やベンチの設置についても併せて検討がすすめられているかどうか。
部長 ルート拡充に併せて各バス停の改善事項等も検討している。

◆防災行政無線について
山脇 防災行政無線での迷い人の放送について6月は毎日のように流れ多くなっているが、迷い人の放送についての規定はどのようになっているのか。発見に至った場合の市民への広報についてはどうか。
部長 蕨警察署からの依頼に基づき放送している。発見に至った場合も蕨警察署から依頼があれば放送している。放送した内容は、市HPへ掲載するとともにテレビ埼玉データ放送やウインクチャンネルの字幕でも情報提供している。
山脇 先進自治体では認知症対策として行方不明となく行っているので研究してほしい。

山脇 小学校の下校時間帯に児童の声で地域へ見守りをお願いする放送をしている自治体があるが、当市での検討状況はどうか。
部長 PTAから要請があり、年内に放送を開始する予定。児童の下校時間に週2回放送することで協議中。

◆「子育てするならわらび」保育行政の推進を

山脇 直近での認可保育園、小規模保育園、留守家庭児童指導室の定員と入園児童数(年齢・学年)はどうか。また、待機児童数についてはどうか。
健康福祉部長 9月1日時点で認可保育園定員1168人、入園数1102人、小規模保育園定員188人、入園数187人、待機児童95人。留守家庭児童指導室定員605人、691人入室。待機児童28人。

山脇 引き続き、待機児童ゼロをめざしてのとりくみが求められるが、どのような対応を図っていく考えか。
部長 認可保育園を中心とした施設整備や定員拡大に取り組むことで待機児童ゼロを目指していく。

山脇 小規模保育室の連携施設の確保についての考えはどうか。
部長 幼稚園を含めた連携施設の確保については市としても支援に努めていきたい。

山脇 来年4月に病児・病後児保育室が開設される予定だが定員や受付方法、保育料等どのような検討が行われているか。
部長 乳児から小学生までの病児・病後児を一日4人。受付放送や保育料等の詳細は近隣市町村の状況を見て要綱により定めていく。

山脇 民間留守家庭児童指導室の公募が行われたが、選定にあたっての考え方はどうか。今後は、できるならば学校敷地内への増設が望ましいと考えるが、指導室を増やしていく考えについてはどうか。
部長 応募のあった5事業所から総合的に勘案し、1事業所を選定。学校敷地内のスペースも限られていることから、民間留守家庭児童指導室の整備を進めていく。
市長 公設公営を目指し7つの学童を増やしてきた。しかし人材確保も、学校等での場所の確保も限界。優先すべきは要望に応えるため、場所も民間で用意してもらい、研修も交流もやっていく。今後も必要な地域での増設に取り組んでいく。
 
◆平和行政の推進を
山脇 蕨市平和都市宣言の普及啓発をすすめてほしいと思うがどうか。再来年は平和都市宣言35 周年となるので、宣言文をのせたクリアファイルなど児童・生徒に配布するなど特別な普及啓発をすすめてほしいと思うがどうか。
総務部長 今後も引き続き提案いただいた内容も含め、普及啓発に努める。

山脇 小学校での戦争体験者による語り部の活動をすすめてほしいと思うがどうか。2017年度の各小学校でのとりくみ状況はどうか。
教育長 西小、北小、中央小、中東小、塚越小の5校は戦争体験者をゲストティーチャーに招きとりくみを実施している。東小、南小はDVDを活用した取り組みを行う。全校で実施できるよう働きかけるとともに、歴史民俗資料館が収集している戦争体験者の「語り」等の映像資料等の活用も図る。