一般会計決算認定について 志村茂議員が質疑

【情報公開について】
 
市の出資金が多い5団体(社会福祉事業団、社会福祉法人寧幸会、土地開発公社、施設管理公社、戸田蕨福祉会)では、戸田蕨福祉会を除いて情報公開規定が作られたと答弁されました。

【行政委員会等の膨脹】
 
委員に報酬が払われている行政委員会や審議会等は40以上ありますが、多くは膨脹規定がなく、2003年度も前進していないことが明らかになりました。

【市税の不納欠損】
 
2003年度の市税の不納欠損額は約7619万円で、最も多額のケースは、市民税で約426万円、固定資産税で約158万円でした。02年度は合計額が約9271万円、最高額は市民税で約503万円、固定資産税で約1234万円でしたので、それよりは減りましたが、、件数は244件増えました。

【中央第一区画整理用地等の資産価値の下落】
 
蕨市土地開発公社が所有する中央第一区画整理用地の価格は、簿価より平均で3分の1以下になっていることが明らかになりました。
 土地開発公社が土地を購入しようとしたときに日本共産党は、中央第一区画整理事業そのものが無理な計画だとして購入に反対しましたが、指摘したとおり蕨市の財政を苦しくしており、市長の責任は重大です。

【保育園の待機児童】
 
表1のように待機児童がでました。日本共産党は、定員の拡大と、見通しを持って正規の保育士を雇用するよう求めています。

【表1】待機児童の人数(発生した月ごと)
  6月 7月 8月 9月 11月 合計
0歳児 4人 2人 2人 3人 1人 12人
1歳児     1人   1人 2人
2歳児         1人 1人
3歳児     1人 1人   2人
※すべて翌年度入所

【学童保育の指導員配置】
 各学童保育室で最も多く出席した時の人数と、指導員を3人配置した日数は表2の通りです。指導員を3人配置する日数は増えてきましたが、常時3人以上(40人を超えたら4人)にする必要があります。


【表2】各学童保育室の最高出席人数及び指導員を3人配置した日数
  出席人数 指導員3人
中央 40人 54日
南町 42人 33日
塚越 44人 14日
錦町 30人  
中央東 38人 13日
塚越東 26人 2日
北町 41人