議員定数6減(24→18)の方向
定数削減の影響・削減すべき経費などは議論されないまま
 第6回議会改革特別委員会

 
5月17日、6回めとなる「蕨市議会の改革に関する特別委員会」が行なわれ、「議員定数の削減」についての審議が行なわれました。
 前回の特別委員会で日本共産党は「削減の影響や他の削減すべき項目など重要な内容については審議が行なわれていないため、採決すべきではない」と主張しました。しかし、江崎委員長は議論を打ち切り、次回特別委員会で定数について16ないし18で決めることを強引にはかり、賛成多数で第6回特別委員会で委員会としての結論を出すことになっていました。
 この日の審議では、委員長の指名で岡田委員が「新政会は18人とする意見が大勢」と発言。公明党・自民党・市民ネット21も同調する意向を示しました。日本共産党の志村委員は「本質的な議論が行なわれないまま、市民との関係や議会活動で重大な影響を及ぼす定数の大幅削減について採決すべきでない」ことを改めて表明しました。しかし江崎委員長は採決を強行し、2007年の市議選から議員定数を18とすることが特別委員会での多数となりました。6月議会に、賛成した会派から議員提出議案として提案される可能性があります。