知的障害者更生施設ハート松原の新設について質疑(6月6日本会議) 市会議員 やまわき紀子

 蕨市総合社会福祉センター内に知的障害者更生施設ハート松原が新たに設置される条例が提案され、利用者のニーズにこたえられる施設となるよう質疑しました。
【質】今までのデイサービスと更生施設でのサービス内容の違いはどうか。指導員体制は充実できるのか。部屋は分けられるのか。
【答】各種機能訓練、生活サービス、創作活動等の支援などこれまでの基本的なサービスに加え、総合的な障害者生活支援が行える。指導員は配置基準を満たしている。日常の部屋や居場所については固定化するこはせずに、できるだけ快適 に過ごせるよう考えていく。
【質】定員がいっぱいになったら入れないとの利用者の不安にはどう答えられるのか。
【答】ハート松原の定員20人と身体障害者デイサービスの相互利用による10人の定員枠を活用できる。
【質】入所期間3年が経過した場合はどうなるのか。
【答】再度、支援費の支給決定を受けることで施設支援が利用できる。
【質】デイサービスから更生施設へ移ると利用料金に変化はでるのか。
【答】これまでの給食(350円)と入浴(100円)にかかる実費が支援費で支給されるため、自己負担は不要となり、一人につき一ヶ月7千円ほど負担減となる。
【質】時間延長にも対応できるのか。その際の指導員体制は。
【答】午後9時まで時間延長にも対応できる。指導員2名体制で対応していく。
【質】居宅生活支援利用2人とはどのような利用になるのか。
【答】日中短期入所事業で、18歳未満の知的障害児も安定して生活ができるよう午前九時から午後9時まで利用できる。前もって支援費の支給決定を受けてもらうが、緊急時の相談にもできるだけ対応していく。