戦略プランの策定など、暮らし守る願いに逆行する市政は認められない
2004年度一般会計決算に鈴木議員が反対討論

  2004年度一般会計決算に日本共産党蕨市議団を代表して、鈴木智市議が反対討論を行いました。

 討論では冒頭、小泉内閣の悪政の下、市民生活が深刻な状況になっている状況を指摘。地方自治体は、市民のくらしを守るために全力をつくすことこそが求めれることを強調しました。

 その上で、市民生活を守る姿勢よりも、市民の意向を確認しないままの三市合併の推進、市民負担増路線である行政経営戦略プラン策定を中心の課題としてきた田中市政を批判し、そうした支出は認められないことを強調しました。また、一連の取り組みの中で、多くの市職員の労力が投入されてきた問題も取り上げ、市職員の発想と能力は、市民のくらしを守り要求を実現するためにこそ生かされるべき、と主張しました。

 個別にも蕨駅西口再開発事業支出金、中央第一区画整理事業、動画関係研修に集中する宿泊を伴う出張旅費の支出など、ムダ・不適当な支出を指摘。さらに、保育園の待機児童を生まないための対策、公園の維持管理費の充実、学校校舎等の改修の推進と耐震対策、錦町区画整理の推進といったさらに支出を行い市民要望に応えるべき項目を強調しました。