9月定例市議会
許せない!!「合併の是非を問う住民投票の実施を求める請願」に新政会・公明党が反対=総務常任委員会で=

 9月8日、総務常任委員会が開かれ、市民から提出された「合併の是非を問う住民投票の実施を求める請願書」が審議されました。
 この請願は蕨、川口、鳩ヶ谷の3市合併について「市民生活に大きな影響を及ぼすことは間違いないが、6月1日に執行した蕨市長選挙・市議会議員選挙の結果では民意は計りきれない。そこで、市民の意向を尊重した対応を求める」として、「合併の是非は住民投票で決めること」を請願項目としています。
 これに対して、日本共産党は清水直子委員が「市民の意向を確認することは最低限のルールであり、一刻も早く住民投票を行うべき」と賛成。市民ネット21の池上東二委員も「早期に住民投票を行うよう求める」と賛成。自民党の岡崎春雄委員も賛成しました。
 しかし、公明党の鈴木巌委員は「代表民主制を認識し議員が対応すべき。意向把握の方法は住民投票に限らない。実施時期が明確にされていない」事を理由に反対。同じく公明党の石毛由美子委員、新政会の今井良助委員、比企孝司委員も反対し、請願は不採択となりました。
 市民生活に大きな影響を及ぼす3市合併を市民が直接決定する機会を否定する態度は許せません。