合併の是非問う住民投票を求めて市民の会結成 300人が集う 「合併の是非は住民投票で」

  11月29日(土)、住民投票を求める蕨市民の会講演会&結成集会が蕨市民会館101室で開催されました。あいにくの雨と寒さでしたが、会場は用意された椅子に座りきれないほどの310名の市民が集い、熱気に包まれました。
 最初に会の代表の1人である東顯氏が、「現市長の合併について市民の意向無視は民主主義に反する。決めるのは市民。合併賛成の方も反対の方も、手に手をとって住民投票実現に頑張りましょう」とあいさつしました。
 また、参加した「住民投票を求める議員の会」の11名の市会議員の中から一関和一、池上東二、志村茂の3氏があいさつを行ないました。
 つづいて「合併反対を選択した町」と題して、10月26日の住民投票で富士見市、上福岡市、三芳町との合併に反対の結論を出して合併協議会を解散させた大井町の経験を、大井町合併問題懇談会会長の黒沢由彦氏が講演し、粘り強い住民運動の教訓が参加者を励ましました。
 そして、結成集会では東氏、高橋至元氏、江川好雄氏の3人の代表と、頼高英雄氏、池上智康氏、三輪一栄氏、須田信孝氏の4人の世話人が紹介されました。須田氏が行動予定として、直接請求署名活動を1月17日から2月16日の期間で行うこと、その宣伝活動、署名集めをする受任者説明会、市民会館大ホールで行なう講演会の日程を提起し、「1万を超える署名で市民の声を示して行きたい」と述べました。
 最後に代表の高橋氏が「今日の熱気を署名活動に持ちつづけて、住民投票を実現させましょう」と閉会のあいさつを行ない、大きな拍手のなか、会は終了しました。