「三市合併の是非を問う住民投票」の実現は市民の願い 「会」によせられた直接請求署名1万8千を超える

 1月14日からおこなわれてきた「三市合併の是非を問う住民投票」の直接請求署名の収集期間が、2月14日で終了しました。
 「住民投票を求める蕨市民の会」の集計では、寄せられた署名数は目標としていた1万2千を大きく超え1万8千筆以上となっています。19日に選挙管理委員会に提出された後、正式な署名数が確認されることになりますが、予想を超える運動の広がりと、住民投票を求める市民の思いが表れた結果といえます。
 運動を通して、「合併の問題ではどこかで意見を言いたいと思っていた」「住民投票で決めていくのは時代の流れ」こうした声が各地で寄せられました。「署名は出来ないが住民投票はやるべきと思う」こんな話しも聞かれました。
 これから、「住民投票条例」が実現するかについては、いくつかの手続きを経て、市議会に付されることになります。ここで多数を持って議決されるかが今後の大きな山場になります。「住民投票を求める議員の会」の取り組みとともに、今後どれだけ市民の中で住民投票を求める世論を広げられるか、「市民の会」の運動も次の段階に入っていきます。