2005年度予算要求に向け、党市議団と団体との懇談始まる

日本共産党蕨市議団は、蕨市の予算編成に市民の要求を反映させるため、毎年予算要望書を提出し、市長に申し入れを行っています。
今年も2005年度の予算要望書を作成するにあたり、市内の様々な団体に呼びかけ要求・意見を聞いています。13日には蕨市職員労働組合、15日には医療生協さいたま蕨支部と懇談を行いました。

市職労との懇談
 10月13日に市職員労働組合の役員と志村・鈴木両議員が懇談しました。
 役員から、「市の来年度の予算編成について、財政課から各課に一律3%の削減をするように指示が出されているが、ここ10年ほど削減がされてきているので、各課とも削るものに頭を悩ませている」という話がされました。また、公共施設の老朽化や道路の痛みが激しいが、なかなか予算が付かないことなどが話されました。
 日本共産党蕨市議団としては、蕨駅西口再開発と中央第一区画整理事業を中止して、施設の維持管理に予算をまわすべきと考えていること、市の財政は厳しいが、大型開発を止めれば福祉や市民サービスは維持できると考えていることなどを話し、たくさんの一致点がありました。

医療生協蕨支部との懇談
 医療生協との懇談には清水直子市議と山脇紀子市議が出席。とりわけ介護保険についての要望が強く出されました。通所のリハビリが行えるデイケア施設の建設。国が行おうとする制度の見直しで要支援、要介護1とされた人たちへの介護サービスの切り捨てがはかられているのに対し、家事援助のホームヘルパーが話し相手になることで介護度が進むのを防ぐ役割があり、切り捨てすべきでないこと。また、ヘルパーに食事を作ってもらえるのが介護を受ける本人だけで、夫など家族の食事を作ってもらえないのは何とかならないかなど、切実な要望が示されました。
 基本健康診査についても、蕨市では集団健診となっていて、保健センター、南公民館、東公民館の3カ所で短期間に受診するようになっているが、川口などは一般の医療機関で半年の期間で個別に受診することが出来る。蕨についても改善すべきとの要求も出されました。


ご意見ご要望をお寄せください
 党市議団は引き続き障害者福祉、子育てや子どもの教育など現場の声、市民の声を生かしていけるよう懇談を行っていきます。市民のみなさんも、是非、ご意見ご要望をお寄せ下さい。