みんなの力で蕨駅にエレベーターを! 〜「設置を求める市民の会」 結成総会行なわれる〜

 4月21日、「蕨駅にエレベーター設置を求める市民の会」の結成総会が行なわれ、署名などを通してエレベーターの設置を求める運動をスタートさせることが確認されました。
 現在、蕨駅にはエスカレーターが東西両口とホームに設置されていますが、通常は昇り専用として使われています。車椅子への対応や降りのための使用もできますが、その都度、一般の使用を中断し駅員が特別の操作を行う必要があります。そのため、車椅子を使う方やベビーカーをよく使う子育て世代、階段を下りるのが大変な高齢者の方などからは、誰でも気軽に利用できるようエレベーターを蕨駅に設置してほしい
という要望が出されていました。また、日本共産党蕨市議団も一般質問でとりあげるなどしてきました。
 この日の総会では、生活と健康を守る会で出された要望を本に各団体・個人に呼びかけ、準備委員会で検討をしてきたこの間の経過が報告され・規約と役員が決められました。
 選出された梅村会長は、ベビーカーで小さな子どもを連れて蕨駅を利用している自分自身の経験を語りながら、設置に向け運動を進める思いを発言。栗原事務局長は、「不要不急の駅西口再開発ではなくエレベーターの設置こそ市民の願い」と決意を語りました。続いて参加者からも、設置を求める声が発言されました。
 今後、「蕨駅にエレベーター設置を求める市民の会」では、蕨市に財政負担も含めた設置のための最大限の努力をすることを求める「署名」を広げることを中心に、市やJRとの交渉、宣伝などの運動を行うことにしています