「行政経営戦略プラン」で暮らしはどうなる? みんなの市長をつくる会学習会

 4月26日(火)、市民会館101号室で、みんなの市長をつくる会の学習会が開かれ、百余名の市民が集まりました。
 はじめに、炭谷巴之助代表委員が挨拶し、「今、暮らしが危ない、命が危なくなっている。蕨ではどうなっているかを勉強して、明日からの運動を発展させるはずみにしていただきたい」と述べました。
 次に、よりたか英雄代表委員が行政経営戦略プランの本質とこれからの蕨市政について報告をしました。よりたか氏は「聖域なき改革と言いながら、大変な2つの聖域を作っている。誰のための改革なのか」と述べ、市民には毎年7億8千万円の負担を押し付けながら、その一方で蕨駅西口再開発には市の負担は21億円、中央第一土地区画整理には81億円の負担を計画。財政危機が問題ではなく、大型開発推進のための連続値上げであると指摘しました。そして、合併阻止の経験を生かし、プランを実行させないためには、意見を出したり、署名を集めるなど運動を旺盛に取り組んでいこうと呼びかけました。
 また、05年度予算の特徴と問題点について、志村茂党市議団長が報告しました。志村市議は、日本共産党が提案した予算組み替え案を紹介しながら、無駄遣いの大型開発をやめ、国からの財源をきちんと計上する等によって、敬老祝い金の継続など市民要求が実現できることを示しました。「市民本位の市政へと変えるために共にがんばりましょう」と最後に述べました。
 そして、参加者の中から、蕨駅にエレベーターをつくる会の梅村さんや、蕨駅再開発について、富沢さんなどからも発言がされました。