核兵器廃絶・戦争のない世界を訴え 国民平和大行進に100名を超える参加

 1958年に始まり、今年で48回目を迎える原水爆禁止国民平和大行進が7月24日午前に蕨で取り組まれました。今年は、5月6日に東京・夢の島をスタートして、8月の原水爆禁止世界大会に向けて全国11幹線コースで実施され、埼玉では、24日が最終日となり翌日には東京に引き継がれました。この日の行進では、ベビーカーに乗った赤ちゃんから、幼児、小学生と小さい子どもからお年寄りまで平和を願う幅広い世代が105名参加しました。

 蕨市役所では開会挨拶を炭谷巴之助わらび原水協会長が行い、原水爆禁止世界大会に参加する10名の代表の紹介がありました。山脇紀子副会長から市長からのメッセージが紹介された後、蕨市役所から駅前商店街、南町、塚越を通り、蕨駅東口までの約4.9qのコーすを歩きました。「核兵器のない世界をつくろう!」とシュプレヒコールをあげ、沿道から「頑張って」「ご苦労さま」など手を振っての声援が寄せられました。

  この行進に先だって、実行委員会では22日に蕨市に対して協力要請の申し入れを行いました。対応した助役が募金、ペナント署名に応じ市長からのメッセージが手渡されました。