公共施設のアスベスト調査結果が報告される 東公民館とみどり保育園で対策工事を実施

9月定例市議会の各常任委員会が13日から15日まで開かれ、いずれも会議の冒頭で、アスベスト問題に関する報告が市からされました。

担当部長の報告によると、昭和63年までに設置された公共施設56施設、107棟を、9月2日までに、設計図書と目視により調査したところ、アスベストを含む吹き付け材が使われている可能性のある施設が、30施設、35棟あった。これらについては直ちに専門機関に調査依頼したい、としたうえで、調査の結果、基準以上のアスベストが含まれていたら、アスベスト撤去を基本にしつつ、封じ込め等の工事を行う、としています。

 なお、アスベスト含有率が高いと思われる東公民館3階集会室の舞台天井部分は、一時的に飛散防止の工事を行い(16日に完了)、みどり保育園の2階ホール天井部分は改修工事に着手する、とのことです。